無事に保育園が決まったけど、入園までに何をやればいいんだろう、、
初めての保育園準備で分からないことだらけな育休復帰前のママへ向けて、これだけはやっておいてほしいことをお伝えするね!
保育園の入園が決まりホッとする一方、初めてのことで何から準備すればいいのか迷いますよね。
今回は保育園入園前までにやっておいた方がいいことを7つ、お伝えしていきます!
目次
会社への育休復帰の報告
まずは会社に保育園が決まったこと・育休復帰したい旨を連絡しましょう。
その際上司に伝えたい事は以下の3つです。
- 育休復帰日はいつになるか
- 時短orフルタイム、どちらで働きたいのか
- 自治体などへ提出する書類の中で会社に用意してもらう物があるか
育休復帰日の決定
育休復帰日の決め方
まずは育休復帰日について。自治体ごとにいつまでに復職をしなければならないか、規定があると思います。
例えば保育園入園日の1ヶ月以内の復職が必要で4月入園の場合、4月30日までの復職が必要となります。
ここでいう復職は実際に働いているかどうかは関係がないので、有給などを使って復職日を遅らせることも可能です。
なので4月30日まで有給を取り、GW中は有給を使い、実際の復職日はGW明けにする、ということもできます。
実際4月入園のママ達はうまく有給を使いGW明け復帰、としている方も多いようです。
慣らし保育期間について
また、育休復帰日を決める際に考慮しなければいけないのが慣らし保育。
園にも寄りますが大体2週間くらいの期間が多いよう。最初は2時間、次は午前おやつ、お昼、お昼寝まで、というように徐々に預ける時間を伸ばしていく園が多いです。
また、園から提示されたスケジュールはあくまでスムーズにいった場合なので、子供によってはなかなか預け時間を伸ばせないということもあり得ます。
いつ通常保育に移行できるか分からない&発熱などで園から呼び出しもありますので、慣らし保育後1週間から2週間後くらいで育休復帰できるとベストだと思います。
当然職場の環境やパパ・両親の協力があるかないかで大きく変わってきますので、ご家庭で相談の上無理のない設定をしてくださいね。
時短orフルタイム、どちらで働くか
時短かフルタイム、迷いますよね。それぞれのメリット・デメリットを挙げますので、こちらもご家庭と相談の上納得のいく決断ができるといいですね。
時短勤務 | フルタイム勤務 | |
メリット | ・食事の準備や家事などの時間が取れる ・子どもとの時間がたくさん取れる | ・給料が時短勤務より多い ・キャリアを諦めなくて済む |
デメリット | ・給料が減る ・キャリア形成が難しい | ・家事の時間が取れない ・子どもとの時間が取れない |
ちなみに私は復帰初っ端からフルタイム勤務を選択し、なんとか1年やっていけてます。
どちらの両親も近くにはおらずママパパ2人体制ですが、時短家電の導入で問題なく過ごせているので、しばらくフルタイムで行こうと思います。
提出書類の依頼
自治体に提出する書類の中には、会社に記入もしくは作成してもらう書類もあると思います。その場合は早めに該当の部署へ連絡し、作成依頼を行っておきましょう。
特に4月入園は同じような育休復帰者も多いため、書類の作成までに時間がかかることもあります。
直前になって慌てないためにも、早め早めに行動しておきましょう。
保育園の事前面談について
保育園では入園前の面談を設けているところも多いと思います。その際に確認すべきことを挙げていきます。
慣らし保育のスケジュール
慣らし保育のスケジュールは事前に通知などなければ必ず確認しましょう。その際持ち物や昼食・お昼寝の有無も確認しておくといいですね。
また、どのような状態だと先に進めないor呼び出しとなるかも確認しましょう。
私の場合「食べ物は食べれなくてもいいが、水分が飲めないと呼び出し」だったので、ひたすらコップで麦茶を飲む練習をしました。
初めての飲み物・食べ物だと拒否してしまうお子様であれば、事前に対策しておくと安心です。
持ち物の確認
次に持ち物の確認です。入園前の書類などに保育園の持ち物の記載があると思いますが、サイズ感やキャラ物OKか、など細かいところまで書いていない場合もありますよね。
その際はこの事前面談の際に全部聞いちゃいましょう!分からないまま準備をして、いざ使えないとなると悲しいので、、
この機会を逃すと電話で確認しなければならず面倒なので、疑問点はまとめて聞いておきましょう。
入園式の親の服装
子どもの服装については書類に記載があっても、親の服装までは書いてないところが多いかと思います。
「昨年の保護者の服装はどんな感じでしたか?」と軽く聞いておくと、周りから浮くこともないかなと思います。
オススメの入園式の服装はこちら
登園ルートの確認
登園時の交通手段を決めておこう
主に徒歩・ベビーカー・自転車になると思いますので、それぞれのメリット・デメリットを挙げていきます。
徒歩 | ベビーカー | 自転車 | |
メリット | ・子どもがたくさん歩く | ・荷物を積める ・抱っこをしなくていい | ・荷物を積める ・時間短縮 |
デメリット | ・荷物が多い日が大変 ・途中で抱っこの可能性あり | ・雨よけの準備が面倒 ・園に置いておく場合は畳む必要がある | ・雨の日が大変 ・コストがかかる |
保育園までの道のりや交通環境、預けた後の通勤方法によって様々なので、ベストな方法を探してみてください。
また、交通手段が決まったら実際の登園時間に保育園まで行ってみるといいでしょう。以下のような気付きがあるかもしれません。
- 集団登校の時間と被り、ベビーカーだと道が狭くて通れない
- 子どもの足で行くには遠かった/想定より時間がかかる
- 自転車では通れないルート(階段のみ)がある
なお、自転車は子どもを乗せるなら電動自転車がオススメ。普通のものより高価ですが、体力・スピード・安定感を踏まえるとコスパはいいと思います。
雨の日の登園方法
続いて雨の日の登園方法です。こちらも事前に決めておき、必要な物は準備しておくと安心です。
まず徒歩の場合、一歳児だとまだ傘をさして歩くのは難しいため、抱っこや抱っこ紐になるかと思います。
ベビーカーの場合は雨よけをすぐにつけれるよう、玄関に置いておくといいですね。
自転車の場合は雨よけ+レインコート+レインバイザーなどが必要になります。大雨の日はリスクもあるので、歩ける距離なら抱っこでいくことも検討してみてください。
未食をなるべく減らす
未食ってなに?
普段あまり耳にしない「未食」。保育園入園準備で一番大変だった記憶があります。
未食とはその名の通り、まだ子どもに食べさせたことがない食品です。
アレルギー反応を保育園で起こさないために、給食で出す予定のあるものはお家で試しておいてね、ということです。
もちろん入園後でも試せますが、いざアレルギーになってしまった場合、働きながら病院にいくのも大変なので、なるべく復帰前に未食は減らしておきましょう。
未食の減らし方
基本は普段食べたことのない食品を試すときと同様、平日の午前中などに少しずつ試していきましょう。
ただ、アレルギーが起こる可能性が低いものについては、ビュッフェで試すのもオススメです。
例えばりんごやオレンジをクリアしているのであれば、リンゴジュースやオレンジジュースはビュッフェで試す、などです。
いちいち買う必要もないですし、一度にまとめて試せるので、必要に応じて利用してみてください。
ご飯のレパートリーを増やす
時短料理とメニュー固定化のススメ
育休復帰すると夜の時間が一瞬です。お迎え、お風呂、料理、ご飯、歯磨き、寝かしつけ、、とやること盛りだくさん。
どこかで手を抜かないと回らないので、時短料理のレパートリーを増やしておくと復帰後楽になります。
オススメは炒め物と煮物。特に煮物は具材を切って調味料を入れれば放置で完成するので、子どもを見ながらの料理に最適。
そしてメニュー固定化もオススメです。
月曜は炒め物、火曜水曜は煮物、木曜は麺類、金曜は冷食など、ある程度曜日で固定しておくと買い物の際も時短になりますし、仕事中に「今日のご飯はどうしよう、、」と悩む時間もなくなります。
栄養バランスも気になると思いますが、まずは子どもが食べてくれるメニューを優先しましょう。夜の時間は戦いなので、ごきげんに食べてくれるのが一番です。
保育園で栄養たっぷりのご飯を食べてくるのでそこまで神経質にならず、「食べてればいっか」くらいの気持ちでいきましょう。
生協を活用しよう
毎日スーパーへ買い物に行ければいいですが、復帰後は他の家事で手いっぱいでなかなか平日に買い物に行くのは難しいです。
そんなときは生協を活用し、自宅に毎週届けてもらうのがオススメ。
私はいつも鮮度命の野菜サラダや朝食用のパン、お肉や牛乳などを注文しています。
買いに行く手間もないですし、新鮮なものが食べられるのでとても重宝しています。
お試しで始めることもできるので、ぜひこの機会に登録しておきましょう。
パパとの家事育児の分担を決めておく
家事の分担をした方がいいとは聞くけれど、話し合うのも面倒だしなぁ、、
その気持ち、とてもよく分かります。でも復帰するとそんなことも言ってられないので、時間がある今のうちに面倒なことは終わらせておきましょう。
- 週何回くらい保育園の送り迎えに行けるか
- 朝と夜ならどちらの方が時間があるか
- 現時点でできない家事はあるか
保育園の送り迎えの頻度
まずは保育園の送り迎え。当然勤務時間や通勤時間に左右されますが、それはママも同じ。
「何時までに家を出る必要がある」「この月は繁忙期だからお迎えは難しい」など、お互いの状況を考慮しながら考えられるといいですね。
どうしても都合のつかないときは一時的にベビーシッターや親に頼むことも候補に入れましょう。
時間帯で家事の分担をする
できれば家事の分担は朝と夜で分けると楽です。我が家の場合は朝がパパ、夜がママ、となっています。
私の方が仕事が早く終わる+パパが早起きが苦でない、という理由でこのような形となっています。
「パパが仕事から帰ってくるのが遅くて手伝ってもらえない」というご家庭は、「夜は全部やるから朝は早起きして頑張ってね」としておくと不公平感なく分担できるかなと思います。
(そんな簡単に行かないのは重々承知です、、でも交渉してみる価値はあるかも)
パパも育てる
今まであまり家事をやったことがないパパも多いと思います。急に明日から「じゃあこれお願いね!」はなかなか酷なので、土日などを使って家事のやり方をレクチャーしておきましょう。
特にできるようになると助かるのはご飯の準備。どのくらいの量で、温度はどれくらいで、食器はどれを使うのかなど、覚えることはたくさんあります。
子どもの分だけでもご飯の準備をしてくれると、例えばママがお風呂に入れてる間にパパがご飯の準備、といった連携プレーができますので、ご飯の準備は優先して覚えてもらうといいですね。
子どもが体調不良時の対策
保育園ではたくさんの子どもと触れ合うため、毎月のように風邪をもらってきます。夏や冬は感染症も流行るので、特に最初の1年は何度も保育園をお休みします。
これまであまり風邪など引かなかった子が急に高熱を出したりすると慌ててしまうと思うので、事前に対策をしておきましょう。
病児保育とかかりつけ医の登録
まずは病児保育について。病児保育とは体調不良の子どもでも一定基準をクリアすれば預かってくれる施設のこと。
自治体が運営しているところが多いと思いますので、一度「お住まいの地域 病児保育」で検索してみてください。
利用するにあたり事前登録が必要なことが多いので、前もって準備しておくと安心です。
次にかかりつけ医ですが、これも病院によって様々です。我が家の場合は「3回病院にかかって書類を出せば登録完了」となりました。
保育園の提出書類の中にもかかりつけ医を記入する箇所がある場合もありますので、早めに登録しておくことをオススメします。
病気対策グッズ
ここからは事前に用意しておきたい病気の時に役立つグッズを紹介していきます。
アイス枕
まずはアイス枕。熱が上がり切った後はタオルなどで巻いてから頭に敷いてあげて、熱を下げてあげましょう。
お薬飲めたね
解熱剤は坐薬が多いですが、咳止めなどは粉薬で出てくることが多いです。そのままだとあげづらいですし、苦味があると食べ物に混ぜるのも難しいです。
そんな時はお薬飲めたねがあるととても助かります!急に薬を飲ませることになって慌てる前に用意しておきましょう。
キッチンハイター
病気の中でも厄介なのが嘔吐系。特に冬は胃腸炎やノロウイルスが大流行します。嘔吐したところを放置しておくと大人にも感染し、一家全滅ということもあり得ますので、消毒は徹底しましょう。
原液のまま使うのではなく、500ミリペットボトルの水に10ミリのハイター(ペットボトルのキャップ2杯)を混ぜて使ってくださいね。
まとめ
今回は保育園入園までにやるべきことを7つお伝えしました。
初めての入園準備は分からないこともたくさんあると思いますが、一つ一つ確認して進めていきましょう。
子どもとゆったり過ごせる貴重な育休ももうすぐ終わり。早めに準備を終わらせて、復帰まで存分に子どもと遊べるといいですね!
いろんな選択肢があるこの時代に、「子どもを育てながら働く」選択をしたあなたを応援しています!